3月といえば、確定申告の時期ですね。
確定申告のやり方は色々ありますが、私は毎年マネーフォワードクラウド確定申告(以下:MF確定申告)で確定申告書を作成し、e-taxソフトを使って申告しています。
今回はMF確定申告で申告書データを作成したあと、マイナンバーカード&カードリーダーを使って申告するメリットについて、備忘録も兼ねてまとめました。
目次
マネーフォワード クラウド確定申告側の準備
まず前提として、MF確定申告で確定申告書と青色申告決算書(※青色申告の場合のみ)のデータを作成します。
ちなみにマネーフォワードMEを利用していると、銀行口座やクレジットカードの取引情報をMF確定申告に連携できるので、仕訳作業がかなり楽になってオススメです!
データが作成できたら、左側メニューの「決算・申告」ボタンから「確定申告書」を選択。
確定申告書や青色申告決算書データに間違いがないか、PDFデータを最終確認をして、OKなら「ダウンロード(xtx)をクリック」を押してデータを出力します。
※減価償却をしている固定資産がある場合、今年度の減価償却費を忘れずに計上してくださいね。
(個人的に、途中までここの作業が漏れてることに気づいてなかったので、備忘録として記載しました。以下参考リンクです↓)
ここまでできたら、いよいよe-taxソフトでの作業に移る…前に、今回一番お伝えしたかった「確定申告の申告方式」について触れていきます。
ID/パスワード方式ではなく、マイナンバーカード&カードリーダーで申告するメリット
e-taxで確定申告をする際はいくつか方法があるのですが、ここではe-taxソフトを使って手続きする方法をオススメしています。
電子申告をする際の方法として、e-taxソフトのダウンロード版を使用する、もしくは確定申告書等作成コーナー(国税庁)を利用する方法があります。
ただし、MF確定申告でダウンロードした「.xtx」のデータは2021年3月現在、マイナンバーカードでログインするPC版またはweb版のe-taxソフトのみ対応している状態。
確定申告書等作成コーナー(国税庁)では.xtxフォーマットが非対応のため、せっかく作った確定申告書データを読み込むことができないのです…。
マイナンバーカードとカードリーダーを用意するのが面倒で、ID/パスワード方式を利用されている方も多いのではないでしょうか。
ID/パスワード方式は「確定申告書等作成コーナー(国税庁)」でしか利用できない上、せっかく会計ソフトで作成した確定申告書のデータがそのままでは使えず、確定申告書に記載されている全ての数字を改めて転記する必要があります。
- 転記する時間ロスが発生する(提出書類が増えるとその分作業量が増えてしまう)
- 転記する際に数字を打ち間違えてしまう可能性がある
これらのデメリットを防ぐために、あえてマイナンバーカード+カードリーダーで手続きすることをオススメしています。
(私自身も試しにID/パスワード方式での申告を試みたのですが、.xtxデータが読み込めないと分かり、大人しくカードリーダーを引っ張り出してe-taxソフトを使いました…)
年一回とはいえ、個人事業主や副業をされている会社員の方など、毎年必ず確定申告を行う方はカードリーダーを買って損なしです。
ちなみに私はソニーのICカードリーダーを利用しています(Windows用)。
Macユーザーの方にはこちらのカードリーダーがお手頃でコスパ◎です。
ネットや家電量販店などで3000円前後出せば購入できますし、自分自身の時間はタダではないという点でも、こういうところでは惜しまず投資していいのではないか、と思っています。
ちなみにe-Taxソフトにはダウンロード版とweb版が存在しますが、確定申告が可能なのはダウンロード版のみなので注意してくださいね。
(web版は源泉所得税、法定調書、納税関係、納税証明関係の届出のみ対応しています)
まとめ
MF確定申告で作成した申告書をe-taxで申告する際、マイナンバーカードとカードリーダーを使った申告方法がオススメな理由をご紹介しました。
この記事が、確定申告の際にお役に立てたら幸いです!
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