先日、銀座にある「木村屋総本店」へ行ってきました!
こちらの酒種あんぱんがとてもおいしかったのでご紹介します!
目次
明治2年創業!100年以上愛され続ける老舗のパン屋さん
木村屋総本店は、銀座にあるパン屋さんです。
明治2年(1869年)に日本人が初めて開業したパン屋さんが実はここ、木村屋總本店なのです。
木村屋といえば「あんぱん」を思い浮かべる方も多いはず…!
100年以上経った現在も多くの人々に愛され続けていて、中でも桜あんぱんは明治天皇にも献上されたというから驚きです!
お店は東京メトロ銀座駅のA9出口を出てすぐのところにあります。
出口を出たら目の前にお店があるというアクセスの良さも魅力です◎
ここからは店内の様子をご紹介!
木村屋総本店は1階がベーカリー、2階が喫茶店、3階が洋食グリル、4階はフレンチビストロになっています。
今回は1階のベーカリーのみ利用しましたが、個人的には2階の喫茶店が気になっています。いつか利用してみたい…!
店内は縦長の作りになっていて、棚や平台にパンがずらりと並んでいます!
入ってすぐ右側では店内製造のあんパンを、奥のショーケースではあんパン以外のパンを販売しています。
店内製造のあんパンは対面販売式で、欲しいものを店員さんにとってもらうシステムです。
木箱に並べた状態で販売されていて、高級感が感じられました…!
定番のあんこ系からジャムやクリーム、さらには豆やクルミ、栗やさつまいもなどなど種類豊富!
どれも美味しそうで迷います…!
奥のショーケースにはデニッシュや惣菜パン、あんぱん以外の菓子パンなどがたくさん並んでいます!
こちらもあんぱんと同じく対面販売式になっています。
店内中心にある平台にも食パンをはじめ、袋やパックに詰められたパンやスコーンが販売されています。
こちらは欲しいパンがあれば自由にトングで取っていきます。
木村屋總本店オススメのあんぱんを紹介!
ここからは、木村屋總本店でオススメのあんぱんをご紹介します!
酒種・桜(税込170円)
綺麗な焼き色の酒種生地に八重桜の塩漬けをトッピングした、木村屋總本店名物のあんぱんです!
木村屋總本店の酒種パンは米と麹と水を使った、昔ながらの製法で作られているのが特徴。
袋を開けたらふわっとパンのいい匂いがしてテンション上がります…!
中のこしあんは北海道産の小豆を使用していて、毎日自社工場で練り上げたものがたっぷり詰まっています。
1口食べると、ふんわりとしたパン生地の食感とともに上品な甘さのこしあんが口の中に広がります。
真ん中に入った、八重桜の塩気がアクセントになっていてめっちゃ美味しい!
餡子の甘さと八重桜の塩気が絶妙なバランスで、あっという間に食べきっちゃいました。
100年以上、たくさんの人たちの間で愛されて続けているのも納得の美味しさ。
あんぱんと八重桜の塩漬けってこんなに相性いいんだ!と感動しました。個人的イチオシの桜あんぱんです◎
酒種・さつまいも(税込220円)
酒種生地に鹿児島産・やごろう金時芋を使用した餡が入っているあんぱんです。
パンの中にはやごろう金時芋をたっぷり使って作られた芋餡が入っています。
中心にはダイスカットしたさつまいもをトッピング。
1口食べると、風味豊かなパンの食感と金時芋のホクホク感を味わえます。
この金時芋が程よい甘さでおいしい!
パンにまぶしてあるゴマとの相性もGOOD◎
トースターで2分ほど温めると、さつまいものホクホク感が増してさらにおいしくなるのでオススメです…!
酒種・けし(税込170円)
こしあんがたっぷり入った伝統の酒種生地に、けしの実をトッピングしたあんぱんです。
上から見ると、けしの実のたっぷり具合がより伝わってきます…!
中に入っているこしあんは酒種・桜と同じく、北海道産の小豆を使用。
毎日自社工場で練り上げられていて、なめらかな食感を味わえます。
甘さも控えめで食べやすくておいしい!
けしの実がいいアクセントになっていて、こしあんとの相性も抜群◎
ちなみにこちらのあんぱん、なんと明治7年の創業当初から作られている超ロングセラー商品なんです。
シンプルなおいしさを堪能できるこしあんぱんです!
酒種・小倉(税込170円)
酒種生地に、北海道産小豆を使用した粒あんが入っている、創業当初からの超ロングセラー商品です。
木村屋總本店のつぶ餡は粒感のない「つぶし餡」を使っているのが大きな特徴。
餡を練る際に小豆の外皮が残るので、小豆の風味をしっかりと味わえます!
実際に食べてみて、あまり他で食べたことのないような、なめらかな食感のつぶ餡に驚きました。
個人的に、餡子はどちらかというとこしあん派なのですが、このつぶ餡はハマっちゃうぐらいおいしいなと感じました!
甘さも控えめで、風味豊かな酒種生地との相性も抜群◎
つぶあんぱんが好きな方はもちろん、つぶ餡の粒感が苦手な方にもぜひ一度味わってほしいなと思うあんぱんです!
酒種・銀座栗(税込200円)
けしをまぶした薄皮のパン生地に、栗の甘露煮と栗餡が入っているあんぱんです。
栗餡に使われている栗は自社で柔らかく煮込んだものを使用。
細かく砕いたそれらを生クリームと混ぜ合わせたあと、バターとブランデー(VSOP)で風味付けしています。
そんな木村屋總本店オリジナルの栗餡がたっぷり入っていて、1口食べると濃厚な栗の味を堪能できます!
コクのある栗餡と真ん中に入ったほくほくの栗きんとんがめっちゃおいしい…!!
パンにまぶしたけしの実がアクセントになっていて、パン自体も風味豊か◎
栗好きな方には特にオススメしたいあんパンです!
あんバター(税込270円)
ソフトフランス生地につぶ餡とバターがたっぷり入った、木村屋總本店一番人気のパンです!
ソフトフランスパンはもっちりとしていて噛みごたえがあります。
バターはホイップバターなのでふんわり軽い食感。
中心には自社工場で練り上げたつぶ餡がたっぷり入っています。
バターとつぶあんの組み合わせはやっぱり最高ですね…!これはおいしい!
ちなみに、トースターで2分ほど温めて食べると、ホイップバターが溶け出してさらにおいしくなるのでぜひ試してみてください◎
まとめ
木村屋総本店は銀座にある明治2年創業のパン屋さんで、特に有名なあんぱんをはじめ、菓子パンや惣菜パンなど様々なパンを販売しています。
人気の酒種あんぱんは種類豊富で、中でも八重桜の塩気とこしあんの甘さが相性抜群の「酒種・桜」は明治天皇に献上されたこともあるほどおいしくてイチオシです。
また、ソフトフランス生地にホイップバターとつぶ餡を挟んだ、一番人気の「あんバター」も個人的にオススメです◎
銀座にお越しの際はぜひチェックしてみてくださいね!
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