こんにちは、おと(@oto_breadsweets)です。
先日、「メカニックプロファイル・ミートアップ」というウェルスダイナミクスのイベントに参加してきました!
今回はメカニックミートアップで得たこと、気づいたことをまとめてみました。
目次
メカニックプロファイル・ミートアップとは?
ウェルスダイナミクスの協会が公式主催しているイベントの一つで、8つあるプロファイルの中から毎回1つのプロファイルにスポットを当てて集う会です。
ミートアップシリーズとしては2019年2月にスタートして以来4回目で、過去にはスター、トレーダー、ディールメーカーのミートアップが開催されています。
(※イベントは終了しています)
私自身がウェルスダイナミクスのプロファイルテスト(詳細診断)を受けてメカニックと分かったので、今回のイベントはぜひ参加したいと思い行ってきました!
★プロファイルテストはこちらから受験できます。
テスト受験後に送られてくるプロファイルレポートも、自身の強みを知る上で役立ちます◎
今回の参加人数はメカニックの参加者が6人(おと含む)、メカニック以外の参加者が16人。
ピックアップしたプロファイルのゲストも登壇されていて、今回はウェルスダイナミクスコンサルタントの資格も保持されている凛樹さん。
ファシリテーターでありミートアップシリーズの発起人でもある、ひぐちまりさん(プロファイル:スター)とのやりとり、参加者から事前に募った質問に対する質疑応答を中心に進行していきました。
フローに乗ってるメカニックは「分解→再構築→価値化」のサイクルを素早く回している
今回のメカニックミートアップで個人的に特に目から鱗だったのがこれ!
詳細診断を受けるともらえるプロファイルのレポートにも「分解」「再構築」自体は書かれていますが、最後の「価値化」までできていないとフローが生まれない…というのは目から鱗でした。
4つの周波数の中で、スチールはレバレッジの掛け方が「増殖」の周波数です。
(※対極のブレイズは「拡大」)
この「増殖」を活かすためには、時間軸を現在から未来に向かって流れてる認識ではなく、未来から現在に向かって逆算して考える必要がある…と凛樹さんが教えてくださっていました。
前述した「分解→再構築→価値化」のサイクルを回すことでメカニックはフローに乗れるのですが、その際にこのサイクルをより早く回すための「目的」と「期限」を決めることが最重要となってきます。
目的については、メカニック自身が単独で作業し続けていると誰が自分の価値を必要としているのか分からなくなるので、自分の価値がどういう人に提供できるのかを考えた上で、対象となるゴールを設定するとOK。
期限も、メカニックは締め切りがないといつまでも改善し続けられてしまうので(完璧主義…)、ここまで!という区切りを決めておく必要があります。
この時、締め切りは日時や量など数値化できる形で決めておくと、より逆算して考えやすくなります。
メカニックとクリエイターの大きな違い
そしてこれは、お隣のプロファイル・クリエイターと大きく違う部分でもあります。
クリエイターはアイデアを生み出せば、自分で形にしなくてもフローに乗ることができます。
が、メカニックは完成させることに長けているたらめアイデアを出すだけではフローが生まれず、それをきちんと形にして価値をつけることで、初めて強みを活かしてフローに乗ることができるのです。
また、同じ「アイデアを生み出す」でも、クリエイターはゼロから生み出せるのに対して、メカニックはゼロから生み出すのが得意ではありません…。
強みである分解・再構築をするための「元ネタ」がほしいんですよね。
クリエイターは「雲の上に頭を突っ込んでいる」のに対して、メカニックは「ボンネットの中に頭を突っ込んでる」というのもまさにそう。
以前クリエイターの方に教えてもらったのですが、例えば迷路があったらクリエイターは「空の上から迷路全体を俯瞰していて、ゴールが既に見えている状態」なのだそう。
この、「空の上から物事を見ている」視点ってメカニックである自分には全然ないんですよね…!
メカニックも基本的にゴール自体はパッと判断できるんですが、あくまでも視点は地上にある感覚なんです。
車って地面を走る乗り物だから、その点で見てもしっくりくる例えだなと感じました。
メカニックプロファイル・ミートアップに参加して知ったこと・気づいたこと
ここからは実際にメカニックプロファイル・ミートアップ内で出た質問の中から、凛樹さんが答えてくださったこととそれに対する個人的な気づきをピックアップしてまとめていきます。
Q:メカニックが心地よいと感じる環境は?
A:ゴールが明確で、ゴールまでの過程に自由度があって、期限もきちんと決まっている環境。
自分にある程度の裁量権がゆだねられている状況だとめっちゃイキイキするんですよね。
作業進めながら色々試してみて、その中から一番いい成果を生み出していく。
これ最高じゃないですか…!想像するだけでテンション上がる!!
ちなみにメカニックにとってストレスが溜まる環境は『決められたことを決められた通りにやらなきゃいけない環境』。
凛樹さんが「機能しないのは死ぬよりつらい』とおっしゃっていましたが、まさにそう。
ゴールに向かっての過程ってある程度自分の好きにできて初めて改善ができるので、ここに制限加えられると何にも強みが活かせないんですよね…。
これやるの私じゃなくてもいいのでは…?となってしまうんです。
Q:メカニックの人が落ち込んでいたらどう励ませばいい?
A:「世界はあなたを必要としてるよ!」と言ってあげる。
メカニックは自分自身も含めて、世の中のあらゆるもの=世界を構成するパーツとして捉えています。
だから上記のような言葉をかけてもらえると「こんな所でへこたれてる場合じゃない!自分の力で世の中をもっとより良くしたい!」と思って立ち直れる。
「世界」というと壮大な感じがしますが、メカニックはダイナモを持っているので自己効力感が満たされることってかなり大事なポイントなんですよね。
上記は一例ですが、その点も踏まえた言葉をかけてあげると、落ち込んだメカニックの人は元気を取り戻せるのではないかと…!
Q:メカニックが打たれ強いのはなぜ?
A:たとえ失敗したとしても、より良く出来ると分かればすぐに生傷も治癒して前に進める。
「失敗」と書きましたがそもそも他の人が「失敗」と捉えていることをメカニックは「失敗」と思ってなくて、「事故った」という認識を持っていることが多いです。
車で言うとメカニックは走りながら瞬時にタイヤを交換しているイメージで、「分解→再構築→価値化」のサイクルを上手く回せている時はこのタイヤ交換が上手くいってるという状態です。
で、周囲が「失敗」と思ってる時はそれが上手くいってない状態。
なぜメカニックが「失敗」ではなく「事故った」と解釈するのかというと、メカニックにとって上手くいかなかったことは、それ自体が改善のためのパーツになります。
上手くいかなかったことがある=「改善できる」要素を見つけられたことと同義なので、むしろ「さらにより良くできる!」と前向きになれます。
事故ったら改善してリカバリーすればいいんです。
もちろん事故った時は一応凹むんですけど、そんなときは1つ前の見出しで書いた励まし方で励まして頂けると嬉しいです。
Q:メカニックの人はあんまり話を聞いてない?
A:話は聞いているのだけど、聞いた話の中から即座に要点を見つけて脳内で発展させていっているため、そっちに気がいってて結果上の空みたいに思われる。
これ、私自身も実際に言われたことあるので「あ、自分だけじゃないんだ!」って思った質問でした。
聞いた話の中で自分にとって引っかかったキーワードがあると、そこからどんどんアイデアを膨らませて考え始めるんですよね。これ無意識にやってるんです。
いずれにしても「話は聞いている」というのがメカニック組の共通回答でした。
Q:メカニックの人はよく批判しているイメージがあるけど?
A:メカニックは興味のないことに対して基本反応しないので、批判してるということはその対象に対してなんらかの興味があるという証拠。
興味のないことってもはや「無」なんですよね…。
「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」と言いますが、好きにしろ嫌いにしろ、関心があるからこそ言いたいことも感情も湧き上がってくるんです。
もしメカニックの人が批判していたら、批判の対象に対して「もっとこういう風にしたらいいのに…」という何かしらの改善点がその人には見えているって認識すればいいのではないかと思います。
「春メカ」と「冬メカ」
ダイナモとスチールを持つメカニックの中でも、人によってダイナモの傾向が強めの人とスチールの傾向が強い人がいます。
凛樹さんが「ダイナモ寄りメカニック=春メカ」 「スチール寄りメカニック=冬メカ」 と名付けていて、分かりやすくていい呼称だなーと思いました。
ちなみに私はダイナモの傾向が強い自覚があるので春メカかなーと思ってたら、凛樹さんとお話した際に「春メカですね。春メカの人は顔見たら雰囲気でわかる」って言い当てられたのが個人的に面白かったです。
メカニック流・苦手な作業を効率よく進める方法
Q:漫画を描く上で下絵の工程が苦手。下絵はそれ自体が価値を生むものではない(誌面に載るものではない)ので、作業自体に徒労感がある。
苦手だけど人に任せられない作業を効率よく回すためにどういう手段を用いればいいか?
A:「細かく分けてケツ(期限)を決めて、逆算して期限に向けて進める!」
前提として、苦手な工程は可能であれば人に任せるのがベストです。以下はそれができない場合の方法。
まずその作業をいくつかの段階で区切る(下描きの場合は5P単位とか。大きすぎて手がつけられない場合はさらに細かくする)。
全体の締め切り(大締め切り)から逆算し作業の区切り単位で締め切り(小締め切り)を設定したあと、実際に進めていきます。
上にも書いた通り、スチールは増殖=締め切りから逆算して作業するのが得意なので、それに沿った進め方をしてみる。
そもそも下絵自体は質問に書いた通り、それ自体が価値を生むものではありません。
完成原稿として表に出る、本当に情熱を注ぎたい工程(ペン入れ、仕上げ)にリソースをより多く注げるように、下絵はある程度割り切って進めていくのいいですよとアドバイスを頂きました。
これは私が質問した内容なのですが、普段漫画を描かれているわけではないにもかかわらず、凛樹さんの回答が見事に的を射ていて感動しました…!
しかも回答までの時間が早い!
この質問に限らず、凛樹さんは質問に対してどれもほぼ即答でアドバイスされていて驚きでした…!
自分=車の整備工場
凛樹さんは自分のことを「車の整備工場」として例えていて、その中には作業レーンが3つあるとおっしゃっていました。
作業レーンではプロジェクトごとに「分解→再構築→価値化」のサイクルを回していて、凛樹さんにとってこの作業レーンの数は3つが一度に回せる最大数とのこと。
あまり数を増やしすぎると手が回らなくなってサイクルを回しきれなくなるので、一度に自分が回せるサイクルの数を把握しておくのが大事と教えて頂きました。
真逆のプロファイル・ディールメーカーとは実は相性いい
メカニックとディールメーカーは真逆のプロファイルですが、実は似たような発言をすることがあります。
ただし真逆だけあって、その発言に至るまでのプロセスは全然違うのがポイント。
メカニックはコンテンツをベースに考えるのに対して、ディールメーカーは人をベースに考えています。
たとえば実際にあったエピソードなのですが、私がディールメーカーの友人と「F1のタイヤ交換するシチュエーションってカッコいい!」という話で盛り上がっていた時。
ディールメーカーの友人は「サッと交換する職人さんがカッコいい!」と、人ベースの理由を話していました。
対して私は「一番最短で交換できる状態などが計算されつくされていて、それに沿って瞬時に交換できるシステムが確立されているのがカッコいい!」と、コンテンツベースで話していました。
え、全然違う!と2人で爆笑しました…!
(もちろん職人さんがカッコいいというのも同意できます。職人さんほんとすごい…!)
そういった根本的な違いをきちんと理解して組むと、メカニックとディールメーカーはかなり相性が良かったりするのだそう。
実際、メカニックとディールメーカーなら2人でそれぞれの周波数が持つ春夏秋冬も一通りカバーできます(メカニック=春と冬、ディールメーカー=夏と秋)。
ちなみに懇親会でディールメーカーの参加者さんとお話してたのですが、その方は他プロファイル、中でもメカニックのことをしきりに羨ましいとおっしゃってたのが印象的でした。
この「羨ましい」という感覚を抱くのも、またそれを堂々と表に出せるのもディールメーカーの強みなんだと凛樹さんが話されていて、なるほどと目から鱗が落ちました…!
羨ましいと思うのは、それだけ他のプロファイルの良いところ・魅力を見て気づいているということ。
メカニックは他のプロファイルを「すごい!」と思うことはあっても「羨ましい!」と思うことが少ないので、その羨望を素直に出せるのはディールメーカーの方が持つ魅力だなあと感じました。
個人的に、メカニックミートアップに参加してディールメーカーへの理解が深まったのは思わぬ収穫でした。
凛樹さんご自身はメカニックですが、メカニック以外のプロファイルのことも熟知されているからこそ参加者さんそれぞれのプロファイルの魅力も引き出されていたのが素敵だなあと思いました…!
メカニックあるある
途中メカニックとそれ以外のプロファイルの方たちとでグループを分けて、メカニック組であるあるネタを話していた中で盛り上がった話が「お店に行って、ある商品がお客さんの適当な戻しなどによって本来の売り場と違う場所に置かれていると戻したくなる」。
もうメカニック全員、共感の嵐でした…!
メカニックにとって、本来あるべきものがあるべき場所に置かれていない状況ってすごいストレスなんですよね…。
もちろん全部やろうとするとキリないし、そもそもお店の従業員ではないのでできないですが、目に留まった範囲ですぐ解決できそうな場合(すぐ隣の棚に戻せばOK、ぐらいのレベル)はやりがちです。
ちなみにこの話を後日ディールメーカーの友人に話したら「わかる!」と同意してもらった後、「だって店員さんがかわいそうだから…」と返ってきて、ここでもプロセスの違いを目の当たりにできたのが面白かったです。
まとめ
凛樹さんが締めの言葉で、
「プロファイルは理解し合うためにあります。プロファイルを知って相手との違いに気づけました。よりよい関係を築いていってください。共に成長していきましょう」
とおっしゃっていたのがとても印象に残っています。
プロファイルに優劣はなくて、そこにあるのはあくまでも「他者との違い」なんですよね。
今回参加して、メカニックのことをより深く知れただけでなく、他の参加者の方々とのやりとりを通してメカニック以外のプロファイルとの違いもより理解できたのが自分の中で大きな収穫でした。
これからも自身の強みを活かして創作活動を続けていきます!
いつかプラクティショナーの資格取ってみたいな…とも思ったり。知れば知るほど面白いウェルスダイナミクス…!
★2020.9.18追記:WDシニアプラクティショナーの資格を取得しました!
今回の記事を読んで、ウェルスダイナミクスに興味が湧いた!という方はぜひ無料のジーニアステストを受けてみるのがオススメです◎
簡単な質問に答えていくと、4つの周波数の中からあなたが持つ周波数を知ることができます。
より詳しくご自身の強みを知りたい方は、プロファイルテストもぜひ受けてみてくださいね。
私自身、プロファイルテストの結果がとても参考になっています…!
過去のセッションの内容は以下の記事でまとめています。
4つの周波数について触れられている「才能は開ける」も分かりやすくてオススメです。
このブログでは都内を中心においしいスイーツのお店を紹介しています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。